理念が経営を
ドライブする。
経営者の想いを引き出し、育て、形にするメンタリング。
企業理念へと昇華した想いを実現させるコンサルティング。
合同会社ProfeSsions Edgeは、経営者が自らの理念を生み出し、
その理念を経営の力へと変えていくための土台を共に築きます。
栗原 正樹
MASAKI KURIHARA茨城キリスト教大学経営学部教授・税理士
PSE ACCOUNTING FIRM 統括代表茨城キリスト教大学経営学部教授。税理士。青山学院大学博士後期課程出身。大手国家資格予備校を経て、監査法人勤務と私立大学経済研究所の特別研究員を兼務した後、茨城キリスト教大学に赴任。専門学校での実務教育から、公認会計士・税理士の能力維持研修、JICAと連携した海外政府機関関係者へのレクチャーまで、幅広い場での講義・セミナーを担当してきた。
「NHK関東甲信越地方放送番組審議会委員」「中小企業脱炭素経営促進コンソーシアム協議会副座長」「行政経営改革推進会議委員」など、茨城県を中心に複数の有識者会議の委員を務める。大学では「科学哲学」「経営学」「会計学」など幅広い分野の科目を担当。現在の主な研究テーマは「AIと社会システム」「カーボンニュートラルと企業経営」。
公式研究者サイトパーソナルMBA
真の経営を学べる場所を創りたい
「試験に受かるための知識」はあっても、「経営を推し進めるための知恵」がない。
税理士予備校の講師を務めていた頃、私が抱いていたのは、そんな強い違和感でした。得点力を伸ばすテクニックと、複雑な現実に対峙する経営の実践は、全く別物だったのです。
本物の経営を学びたい——その一心で足を踏み入れた会計専門職大学院(会計×MBA)で私が目にしたのは、世界的なキャリアを持つプロ経営者が実践する「科学と実務」を融合した「真の経営の姿」でした。その時受けた衝撃を、私は一生忘れることはありません。
ですが、誰もが大学院に通える時間や環境にあるわけではありません。
「時間のない経営者が、本質の経営を学び、思考力を研ぎ澄ませる場所を作りたい。」
私のその切実な想いから生まれたのが、この「経営者特化型メンタリングプログラム」です。
講義を聞くだけでは到達できない、対話を通じた思考の深化。あなたの原点と向き合い、自らの経営をドライブさせるための伴走が、ここにあります。
“Management is a liberal art.”
経営とは、人間・社会・価値・責任を扱う営みです。だからこそ経営者は、単なる管理技術者では足りません。人間と社会を理解し、自分自身を律し、判断し、成果に結びつける教養を持たなければならない——私たちは、この言葉を事業のすべての出発点としています。
理念を生み出す力を育てる、
思考のOSのアップデート。
メンタリングでは、経営者自身の思考の前提(思考のOS)を対話とケースメソッドによって見直します。目指すのは、流行の手法を覚えることではなく、自社の理念や状況に照らして「何を、なぜ選ぶのか」を自分の言葉で説明できるようになることです。
カリキュラムの詳細を見る(経営学12ケース・哲学/社会科学6テーマ)
経営学の本質を圧縮した12のケース
まず、経営学という
「道具」に触れる
CASE METHOD WARM-UP
哲学的な問いに入る前に、まずは経営学の12のケースをケースメソッドで体験していただきます。
これは、経営の「正しい考え方の型」を一度体に通すための準備運動です。型を知らないまま「自分の理念とは何か」という抽象的な問いに向き合うと、議論が発散してしまいます。先に経営学という共通言語・思考の道具に触れておくことで、その先にある哲学・社会科学の問い——「その道具を、自分は何のために、どう使いたいのか」——が、初めて自分の言葉で語れるようになります。
科学的経営とは
経営とは「目的達成に向けて、目的から逆算し、現在を管理すること」。コンサルタントは結果責任を負わない一方、提案の妥当性に対するプロセス責任を負う、という関係の出発点を定義します。
経営理念とパーパス
経営理念・パーパス・ドメインを階層的に整理。理念は「人・モノ・カネ・情報」を引き寄せるシグナルであり、ドメインは企業が決めるものではなく、社会から実際に機能していると見なされる領域であることを学びます。
経営戦略・戦略転換点
BCGマトリクス(PPM)による全社戦略の俯瞰と、ポジショニングビュー・リソースベースドビューによる事業戦略の立案。インテル元CEOグローブの「戦略転換点」を見極める視点を扱います。
ポジショニングビューとリソースベースドビューの融合
「外部環境のどこに立つか」と「自社が何を持っているか」という二つの立場は、対立するだけでなく多くの場面で融合可能です。SWOT分析を軸に、両者を技術的に統合する視点を提供します。
ニッチ戦略とブルー・オーシャン戦略
限られた資源で大手と競合せず、独自の市場を切り拓くための戦略類型。市場のサイズを自らの意図で再定義し、競争のない領域で「金のなる木」を育てる視点を扱います。
ブランド戦略と市場創造
製品・サービスの価格と価値の関係だけでなく、市場からの好意(Goodwill)の蓄積によって、新しい市場そのものを創造するブランディングのメカニズムを扱います。
モチベーション
従業員のモチベーション低下という現象の背景にある構造的な要因を分析。経営理念が浸透していない組織で何が起きるか、内発的動機と外発的動機の設計を扱います。
官僚制組織における意思決定と心理的バイアス
大きな組織が陥りやすい意思決定の歪み——プロスペクト理論に基づく損失回避や、前例主義といった心理的バイアスを構造として理解し、組織設計でどう緩和するかを検討します。
内部統制の効果と限界
内部統制と柔軟な思考の対立というテーマを通じて、ルールによる統制が組織にもたらす効果と、同時に生まれる硬直化という副作用のバランスを検討します。
組織の条件適合理論
「優れた組織構造」が一つに定まるわけではなく、事業環境や戦略によって最適な組織形態は異なるというコンティンジェンシー理論を、自社の状況に当てはめて検討します。
不連続な環境における経営戦略立案
未来が予測可能であることを前提とした「王道的経営観(コーゼーション)」が機能しない、不連続な変化(パラダイムシフト)が起きた環境下での戦略立案のアプローチを扱います。
社会のフラクタル構造を利用した創発戦略
予測不能な未来を前提に、エフェクチュエーション(想定損失に基づく意思決定)と「試行錯誤の共同体」、社会の自己相似性(フラクタル)から新しい成功パターンを発見する創発戦略を扱います。
思考のOS — 哲学・社会科学を土台とする6つの問い
正しさとは何か
義務論と目的論
DEONTOLOGY / TELEOLOGY
行動の正しさを「動機」に求めるカントの義務論と、「結果」に求めるベンサム・ミルの功利主義(目的論)は、現代の私たちにも根本的な問いを投げかけ続けています。経営判断において「ルールを守ること」と「最大多数の最大幸福をもたらすこと」が対立するとき、経営者はどちらを判断の軸とするべきか。
実際の企業事例——不採算工場の売却が株主利益(目的論的な正しさ)には適っていても、地域雇用や従業員(義務論的な正しさ)の観点からは「良い会社」と言えるのか——を題材に、自社の意思決定がどちらの「正しさ」に依拠しているのかを言語化するトレーニングを行います。
自由とは何か
実存主義と構造主義
EXISTENTIALISM / STRUCTURALISM
サルトルやニーチェの実存主義は「人が何をすべきかは事前に決まっておらず、自らの行動を通じて自己を定義する」と説きました。一方、ソシュールやレヴィ=ストロースの構造主義は「人に自己決定の余地はなく、与えられた構造(仕組み)の中で判断せざるを得ない」と考えます。
経営者は「自社の選択が市場や組織構造に縛られている」と感じる場面と、「自社の意志で未来を切り開ける」と感じる場面の両方に向き合います。この対立する二つの世界観のどちらを前提に経営判断を行っているのかを自覚することは、自社の戦略の限定合理性を発見する第一歩になります。
「良い会社」とは何か
CSRと見えざる資産
CSR / INVISIBLE ASSETS
「不採算部門を売却し、株主利益を最大化する経営判断は正しいか。もし正しいとして、その企業は『良い』会社か」——この問いは、企業にとっての目的と手段の関係を浮かび上がらせます。従業員にとっての「働くこと」、地域にとっての「企業誘致」、株主にとっての「投資」は、いずれも手段であって目的ではありません。
社会からの感謝・信頼(Goodwill)は、会計上「のれん」として一部しか可視化されない見えざる資産ですが、同業他社を超える収益力の源泉です。短期的な株価上昇という目的論的な正しさと、長期的な信頼の蓄積という、企業の持続可能性そのものを左右する視点の往復をトレーニングします。
不確定な情報下での
経営判断
DECISION UNDER UNCERTAINTY
人間は、プロスペクト理論にあるように、期待よりも損失を過大評価し、確率的に考えれば採用すべき選択を、未熟な直感によって否決してしまいます。脳は思考のエネルギーを節約するために、無意識下で「思考のショートカット=直感」に頼るようにできているからです。
自らの未熟な直感に従わず、論理に基づいた判断をするためには、意識的な訓練が必要です。情報が不足し、不確実性の高い状況において、何を根拠に、どこまで踏み込んで判断するか。この「直感と論理の往復」を、実際の経営判断の場面に即して鍛えていきます。
人生というゲームの
「設定」を理解する
SOCIAL SCIENCE OVERVIEW
私たちは資本主義や民主主義という社会の仕組みの中で生きていますが、その成り立ちや原理を理解する機会はほとんどありません。ゲームのキャラクターが、プレイするゲームの世界の成り立ちを理解しないままプレイすれば、高い成果を得ることは難しい——これは私たちの社会にもそのまま当てはまります。
経済(資本主義・社会主義という運営方法とその功罪)、政治(民主主義と独裁制における社会目的の設定)、法(規範・慣習法・ハイコンテクスト社会とローコンテクスト社会)という社会の構成原理を総論的に整理し、経営判断の背景にある「社会という舞台の設定」そのものへの理解を深めます。
AI共生時代に
残る人間の役割
AI & LIBERAL ARTS
AIの進歩は、これまで希少だった「道具を使う側の能力(指示を出す力)」の価値を急速に失わせています。AIや機械は「どのようにやるか」と「具体的に実行する」を担えますが、本質的に「なぜやるのか」を考え、その判断に責任を負う能力を持ちません。
AI共生時代における人間の役割とは、判断し、責任を負うことであり、その思考軸こそが教養です。教養は、確証バイアスのように都合よく世界を認識してしまう私たちの認識そのものを変え、認識が変われば見える世界が変わります。メンタリングは、この「真実の目」を育てるプロセスです。
経営学という先人の叡智。
企業経営の取扱説明書。
私たちが提供するトップコンサルティングは、経営者の意思決定を支える総合的な助言です。経営企画機能を社内に持たない中小企業を主な対象に、ご要望を起点としながら、理念やあるべき姿に照らして優先課題を共に見極めます。
Ⅰ. 診断 — 「何が起きているか」ではなく「なぜ起きているか」
診断
経営者へのヒアリングは、「今、何が起きているか」という現象の確認から始まりますが、コンサルティングの本体は、その背景にあるメカニズム——「なぜ起きているか」——の分析にあります。現象そのものへの対応(対症療法)は当然必要ですが、それだけでは同じ問題が形を変えて再発します。
分析結果に応じて、組織や仕組みの再設計を検討します。一方、問題が一時的・偶発的であれば、構造に手を入れず個別対応にとどめます。変えるべきものと、維持すべきものを見極めることが診断の核心です。
Ⅱ. 手法 — 社会学を応用したシステム分析
手法
この診断の手法は、社会学を応用したシステム分析です。企業という組織を一つの社会システムとして捉え、その時々の段階に応じて、組織を「安定化させる」アドバイスも、「変化させる」アドバイスも行います。
安定化が必要な局面では、役割・権限・情報経路を整え、組織が継続的に機能する仕組みを診断します。一方、変化が必要な局面では、小さな実験と学習を繰り返せる環境をつくり、新しい行動や事業が生まれる余地を設計します。
重要なのは、この二つの視点が対立するものではなく、企業の段階によって使い分けるべき道具であるということです。安定を求める時期に変化を煽れば組織は崩れ、変化が必要な時期に安定だけを求めれば衰退します。
Ⅲ. 処方 — ケースで学んだ理論を、処方箋として用いる
処方箋
経営学12ケースで扱う経営理念とパーパス、競争戦略、モチベーション、内部統制、創発戦略といった個別の経営理論は、汎用的な「共通言語」であると同時に、システム分析の結果に対応する具体的な処方箋として機能します。
「どこに、どのような構造的な問題があるか」を診断した上で、適合する理論や手法を選び、貴社の状況に合わせて適用します。診断と解決策の設計を、常にセットで行います。
HUMAN–AI COLLABORATION DESIGN
AI事業 チテキウム
チテキウムは、生成AIの研修と業務活用支援を通じて、企業がAIを安全かつ実践的に使うための判断軸を整える事業です。導入そのものを目的にせず、「何をAIに任せ、何を人が判断するか」から共に設計します。サービス内容や研修プログラムの詳細は専用サイトでご覧いただけます。
チテキウムを見る ↗HUMAN–AI COLLABORATION DESIGN DIV.
講演・研修(触)、AI活用コンサルティング(設)、開発パートナーの紹介(結)の三領域の事業を展開。また、代表がAI共生時代の人間理解を問うコラム「AIの原理と人間理解」全8回を掲載しています。
髙橋 瑠依
RUI TAKAHASHIAI研修の企画設計・講師。株式会社デジライズ研修講師。茨城キリスト教大学・栗原ゼミ出身。在学中よりスタートアップ企業にてAI関連事業の開発に従事し、SNS運用担当およびAIの実践的な使用に関する研修の企画設計・講師を務め、SNSで11万人のフォロワーを持つAIインフルエンサーとしても活動した。
現在はチテキウムにおいて、特に実務面に関する研修の企画設計および講師を務める。株式会社デジライズでも研修講師を担当し、上場企業をはじめ幅広い法人での研修・講演実績を持つ。
延べ1万数千人を指導してきた実績
企業様が抱える多様な課題に合わせ、単発での研修や講演プログラムをご提供しております。
学生から上場企業の経営者・専門職、さらにはJICA(国際協力機構)と連携した海外政府機関まで。延べ1万数千人を指導してきた代表・栗原の豊富な実績を活かし、圧倒的な「企画力」と「品質」で、貴社の課題解決に直結する実践的な学びの場を設計いたします。
- 会計分野(財務会計・管理会計)
- 経営全般(経営戦略・組織論・モチベーション向上)
- 意識改革(経営哲学・マインドセット)
- 最新技術(生成AI関連研修)
費用は、ご依頼内容や担当講師によって変動いたします。詳細はお気軽にお問い合わせください。
基本料金の目安:100,000円(税抜)/60分
(※代表の栗原が登壇し、既存の研修コンテンツを使用した場合)
オーダーメイド研修: 確かな教育実績に基づくノウハウで、貴社独自の課題に合わせたプログラムをゼロから企画・開発することも可能です(※別途コンテンツ制作費を申し受けます)。
まずは、お話を聞かせてください。
「課題をうまく言葉にできない」「何から着手すべきか分からない」という段階でも構いません。メンタリング、経営コンサルティング、AI研修・活用支援、講演、社外取締役等への就任について、まずは状況をお聞かせください。(営業目的のご連絡はお控えください。お返事は致しておりません)
合同会社ProfeSsions Edge
料金は業務内容に応じて個別にご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。